何故NHK集金人(訪問員)は何度も繰り返し来るのか?

受信料を払っていない状態で法人委託のNHK集金人(訪問員)の訪問を受け対応した場合でも、2ヶ月後にまた来ます。受信料を払っていない状態が続く限り、訪問は続きます。何度も何度も繰り返し訪問します。これがNHKがしつこいと言われる理由です。

 

何でできるのかというと、法人委託の場合、基本的に1度あるエリアに入ったNHK集金人(訪問員)は別のエリアに移動していきます。2ヶ月後には別の集金人がそのエリアに入ります。2ヶ月後にまた別の集金人がそのエリアに入ります。結果、2ヶ月毎に全く別の集金人が同じ未契約者に訪問します(例外はある)。

 

NHKと個人が直接契約している地域スタッフに関しては、同じエリアで回る傾向がありますが、それでもずっと同じエリアということはないようです。

 

何故同じ人がいかないのかというと、法人委託の集金人は嫌われ者で仕事がきついため離職率が非常に高いです。お客さんから罵倒され、NHKから締め付けられて、重い荷物を持って歩いて回るため、肉体的にも精神的にも高い負荷がかかるため、辞める人が多いです。結果、集金人はかなりの割合で入れ替わります。

また、前回入ったところには、何故かなるべく入らないように配置されます。2ヶ月前に入ったところにまた入るというのは、かなり稀なケースになります。(滞納の集金人は同じ人が回る傾向はあります)

 

ですので、2ヶ月前とは別の集金人(訪問員)が部屋にやってきます。その時には携帯端末に前回の訪問時にどういう対応だったかという文字で簡単な履歴が残っています。留守だったのか、居留守だったのか、インターフォンで断られたのか、ドアが開いて否定されたのか、そういった履歴が残っています。それを見て、次の集金人(訪問員)がやってきます。履歴は文字情報なので、細かいニュアンスは記録に残っていない場合も多いです。

ですので、未契約者が前回の集金人にもう来ないでくれ、と言って、集金人が「わかりました」と言っても、それが履歴に残っていない場合、別の集金人が訪問して、「前回来るなと伝えたのに何で来たんだよ」という軽いトラブルもたまに生じたりします。

 

何が言いたいのかというと、前回来た法人委託の集金人(訪問員)は再度来る事はまずないということです。そして、引き継ぎは携帯端末に記録されている文字情報のみです。

 

そして、何故NHK集金人(訪問員)は何度もやってくるのかというとそれがNHKの方針だからです。未契約の人と徹底的に会って話をしましょう、そして受信料の支払い率(受信料を払っている世帯/全世帯)を100%にして、全世帯に受信料を公平に負担して頂こう、という方針だからです。

 

そういった方針のもと、未契約の方の部屋には2ヶ月に1回何度も何度も集金人がやってくるのです、そして毎回違う集金人が。

毎回普通に対応しているだけでは、毎回集金人はやってきます。受信料を払わないだったら覚悟してください。

 

で、あまり知られていないのですが集金人が来なくなる方法が1つあります。

それは、みなさんやっていないことなんですが、

NHKふれあいセンターに電話して「訪問しないでください」と言えば、訪問不要という扱いになり、集金人(訪問員)は来なくなります。

みなさまの声にお応えします | 視聴者のみなさまとのつながり | NHKふれあいセンター

 

とにかく、NHKは人を換え、人を換え、未契約者に会いに行きますので、そこに例外はない事は覚悟しておく必要があります。