NHK訪問員はどういう行動をしているのか?

私たちと直接対応しているNHKの訪問員は普段どのような活動をしているのでしょうか。NHKの訪問員には2種類あって、NHKと直接契約している人と法人委託といってNHKが依頼する会社に所属している訪問員がいます。現在は別会社に所属している訪問員が大多数を占めます。法人委託の訪問員について書きます。

 

まず、会社に出社します。平日か土日か、また会社によって出勤時間が違いますが、土日でしたら9時半に出勤する感じですね。端末の設定とか準備をして、10時過ぎには会社を出て、対象となる場所に向かいます。で、早い人で10時半くらいに着きます。そこからなんですが、前回の記録で空室の部屋と未契約者を訪問します。この時どのくらいの世帯を回るのかについては、かなり個人差があります。たくさん契約を取る訪問員は少ない時で30世帯くらい、普通の訪問員は100世帯以上回ります。一番回る人でも150世帯くらいじゃないでしょうか?例えば空室と未契約者の世帯が100の場合、受信料払っている人の割合が80%払っていない人の割合が20%なので全世帯は500世帯以上になります。500世帯中の100世帯をまず回ります。10時半から開始して、契約とれれば時間かかりますし、とれなければ早く終わります。契約とれない場合、2時半くらいに回り終わる感じですね。

結構疲れるのでここで休憩を兼ねてお昼ご飯を食べます。これも個人差があります。早い人で30分、ゆっくり休憩を取る人で2時間半くらいになります。ここでは1時間半くらいですかね。4時くらいから開始します。

ここで1回目に回った100世帯くらいをもう一回訪問します。複数巡回と呼んでいます。1回目で断られた世帯はいかないです。ですので、2回目は日によりますが60〜80世帯になるんでしょうか、絞られた世帯を回ります。この時、前回空室だった部屋で今回入居があった部屋、新築の集合住宅、新築の戸建て、戸建ての入れ替えは優先して回ります。段々疲れてくるので間に休憩を挟みつつ、回ります。18時くらいからそれまで居なかった世帯とかも帰ってくるので、人と話す時間も増えてくる傾向があります。これで21時までかかる場合もあります。

次に3回目以上の訪問です。1回目2回目で会えなかった世帯、「主人に任せている」と言われたところ、子供に会って「親いない」と言われたところなど、3回目の訪問をします。世帯でいうと10〜40世帯くらい、これを訪問して終了になります。

 

ですので、未契約者は確実に1回は訪問されるし、インターホン越しや直接話をするまで何回も訪問されます。居留守をしてやり過ごしても、2回目、3回目と訪問され、部屋に居るのか居ないのか確認されます。

 

また、平日に居留守とかして出なくても、平日に2〜3回は訪問され、さらに土曜日日曜日に再訪問されますので、多い世帯で合計5〜6回訪問を受けます。さらに前回空室で入居が確認できたところには、もっと重点的に訪問されますので、基本的に逃げる事はできません。