受信料を払っているのに、NHK集金人(訪問員)が来て衛星契約に変更が必要だと言われた
地上契約で受信料を払っているのに、NHK集金人(訪問員)が来てBSが映る場合は衛星契約が必要です。契約変更をお願いします。と言われたことあるかもしれません。背景を説明します。受信料には契約の種類が2種類あります。
1つは衛星契約で、地上波とBS両方映る場合はこの契約になります。2つ目は地上契約で、地上波しか映らない場合です。
地上契約で契約している場合はNHK集金人(訪問員)が訪問してくる可能性があります。何故かというと、かなりの確率で衛星契約であるからです。BSが映る場合は、見ている見ていないに関わらず、衛星契約が必要です。これは、テレビ見ている見ていないに関わらず、テレビがあれば受信契約が必要なのと同様の論法です。
新築のマンションであれば、ほぼ100%BSアンテナを備えており、衛星契約が必要になります。また、ケーブルテレビに加入していて、ケーブルテレビ専用のリモコンがあればBS映りますので、衛星契約必要になります。次に、光テレビに加入していれば、(NTT光フレッツテレビ、ソフトバンク光テレビ)BSが映りますので、衛星契約必要です。au光テレビであれば、BS映りませんので、地上契約のままで大丈夫です。
テレビの裏に地上波の端子とBSの端子があります。BSの端子にケーブルが刺さってなくて、BS映らないから衛星契約にする必要がない、と主張する方がいますが、BSにケーブルをさして、BS映れば衛星契約が必要になります。
衛星契約の条件としては、BSアンテナ(共同BSアンテナを含む)がある、ケーブルテレビで、ケーブルテレビ専用のリモコンがある、光テレビに加入している、という条件いずれかに当てはまれば、衛星契約になります。現在は、条件が厳しくなっていてその場でBSを映すことをしないと衛星契約に変更できなくなっています。
例えば、BSアンテナがある場合、地上波の端子に差さっているケーブルをBS端子に差し替えてBSを映すという作業を実際にやります。そしてBSが映った場合のみ衛星契約への変更をしてよい、というルールをNHKは課しています。
背景の説明は以上になります。どうすればいいか、というとまず、NHK集金人(訪問人)が来たかどうか、事前に判断できるようにしましょう。NHK集金人(訪問員)はだいたい同じ格好をしています。スーツかYシャツを来ていて、iPhoneより大きくてiPadより少し小さい、そして分厚い端末を持っています。かつ、NHKの証明書を首から下げています。この格好をしていたらNHK集金人です。このサイトのイメージです。
事前にNHK集金人(訪問員)が来たと察知するだけでも、だいぶ余裕がでます。そして、事前に契約変更するのかしないのか、決めておきましょう。
契約変更しないのであれば、居留守、インターフォンで「結構です」「お断りします」「お帰りください」と言えば、大体帰ります。帰らない場合は「お帰りください」を連呼します。それでも帰らない場合は「警察を呼びます」で帰ります。
地上契約で受信料を払っていてもNHK集金人(訪問員)はやってきます。気をつけましょう。